創業大正5年より100余年守ってきた味。

甲州鰍沢(山梨県富士川町かじかざわ)はかつて富士川舟運の河岸として栄え、駿河の国より塩を初めとする物資のほか、各地のいろいろな食の文化、風習も入ってきました。その様な時代の中で國本屋のうなぎの蒲焼きの味も生まれました。

大正、昭和、平成、令和と時を経て、町並みはだいぶ変わりましたが、お客様から『美味しいといわれてきた味』は今も変わらぬように大切に守っています。


鰻の美味しい召上がり方

『本格!! お店のうなぎ料理のレシピ』

~今日はちょっと腕を振るってみようかという時に~

『本格!! お店のうなぎ料理のレシピ』

◆うなぎ玉子丼(季節の野菜を入れて)

材料 うなぎ一枚 長ネギ約半分 玉子1こ 三つ葉少々

丼だし:だし80cc醤油20ccみりん20cc砂糖(できればキビ砂糖などの色の濃い砂糖を)少量を鍋に入れ、一度沸騰させておく。

1、うなぎは一口大に切り、白ねぎを斜めに切り、鍋に入れ丼だしをはり、火にかける。

2、沸騰してうなぎとねぎに火が通ったら、軽く混ぜた玉子を具の上に回しかける。

3、三つ葉をのせ、ふたをする。(ここで玉子に火を通し過ぎないように。)

4、ご飯にのせてできあがり。

 玉子は半熟に。     うなぎが違うとでき上がりも違います。 

※丼だしは、親子丼などの丼ぶりもの全般に、またそばつゆ(冷やして)などに使えます。

※春は竹の子、わらび等の山菜、夏は茄子、新ごぼう等、秋はきのこ、冬は里いも等、季節の素材を入れるといっそう美味しくなります。

◆うざく(夏はさっぱりと酢の物で)

材料 うなぎ1/2枚 きゅうり1/2本 ミョウガ1/2本

汲み湯葉1枚 わかめ適量 すりゴマ適量

土佐酢:水100cc 酢100cc みりん100cc 

淡口100cc 砂糖大匙1杯 昆布2cm×2cmぐらい1枚 を鍋にかけ、沸騰したら鰹節をひとつかみぐらい入れてそのまま冷ます。冷めたらリードペーパなどで漉す。

1.きゅうり、ミョウガを小口に切り、塩をまぶして、しばらく置く。塩気が少し残るぐらい水で塩を洗い流し水気をよくきっておく。

2.ボールにきゅうり、みょうが、適当な大きさに切った湯葉を入れ、すりゴマと土佐酢で合える。

3.器に2.で合えた具を盛り、一口大に切ったうなぎを乗せる。

 汲み湯葉のとろとろ感が絶品です。       かばやきが冷めないうちにお召し上がり下さい。

※うなぎが温かいうちにお召し上がり下さい。酢の効果で皮が硬くなります。

※土佐酢は和え物、酢の物全般に使えます。たまねぎ、しょうが、ごま油などを入れるとドレッシングにもなります。

◆うなぎ入り茶碗蒸し(やっぱり出汁が決め手)

◆うなとろ(酒の肴に、おかずの一品に)

◆うなぎの東寺揚げ(ピリ辛たれで)

◆うなぎちらし(今日は子供の誕生日、お刺身は買った、から揚げは作った後はご飯だ・・そんなときに)

  

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『国本屋店主より』

国本屋のホームページにいらっしゃいませ。
四代目海野克也です。

私が初めてうなぎを焼いたのは小学4年生のときでした。祖父にいろいろいわれながら焼いたのを今でも覚えています。


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